F91

G.F.F.の新作「F91」がようやく到着。
F91というとTVシリーズが想定されていながら、映像作品としては映画一本のみで、コミック「クロスボーン・ガンダム」で補完されているような、ガンダムとしてはやや不憫な作品。しかし、それまでのガンダムらしからぬスタイルとフェイスオープンというギミックの面白さで結構好きな部類のMSだったりする(背中のヴェスパーもイイ!)。
で、TOYのギミック的にはF90に換装できるというので、クロスボーンガンダム以来の購入。
デキの方は巷で言われているように顔の作りや塗装などが×という意見もあるが、自分の中では許容範囲……と思ってよく見たら、V字アンテナの長さが左右で違う〜。ま、でもこれだけのものが完成品で簡単に手にはいるだけでも僥倖ということと考え、忘れることとしよう。しかし、ひとつだけ納得いかないのが可動部の少なさ。換装というギミックが優先された結果だと思うが、なんかしっくり来るポーズがとれない。素立ちで飾っておけということなのかも知れないが、それは何か違う気がする。ま、フィギュアとしての完成度と可動などの遊び(それに価格)を両立させようとすると、どこかしらにしわ寄せがいくもの。ただこれまで、初期のGアーマーやパーフェクトガンダムといった傑作を生み出してきたシリーズと同じとなるとちょっと寂しいところ。
とまあ、ここまでキツく書いてしまったのも一緒に買ったミクロマン・マテリアルフォースが価格以上のパフォーマンスがあったりするので、余計にコントラストがハッキリしてしまったのかも(この二つを比べるのはズルだからなぁ)。
といろいろ書いたが、一応ヴェスパー構えでクロスボーンガンダムと並べることに決定。兄弟機のような設定のせいか、二つ並ぶとまるでダブルライダーのような感じで格好いいので、これはこれでイイかな、と。