映画をもう一回観たよ

ということで「劇場版仮面ライダー剣 MISSING ACE」と「特捜戦隊デカレンジャー THE MOVIE フルブラスト・アクション」をちゃんと鑑賞。場所は木場の109シネマズ(後述するが、ある意味非常に臨場感有り)。

簡単に言ってしまうと
デカレン」は最初の印象からかなり良くなって、「剣」はより理解が深まった……といういい結果。そのアタリをじっくりネタバレアリで書いていこう。
デカレンで結構長くなったので「剣」は明日、考えをまとめて書くことにします)
……と思ったらまだ書ききれてなく、デカレン一部修正するにとどまってます(思い返すと書きたくなることだらけだからな)


まずは順番通り「デカレン」。
細かく書いてみようかと思ったけど、却下。気になったところだけ書いていく。まずはデカブレイクの活躍。最初に単独でバトルするから何でだろと思ったら……ま、彼は純粋なデカレンジャーと違うということで。
それより二度目の鑑賞で一番気になったのは、5人のバトル。ファーストインプレッションでは、バラバラに戦うのは戦隊っぽくない!と思っていたが。いやこれがどうしてなかなかいい感じに見えるんですよ。実際は、ピンク&イエローのダブルキックや呼べば応えるマシンハスキーの破格の扱い、そしてグリーンの決め技など渡辺監督なりのライダーや宇宙刑事なのかな、とか思ったりもしてたのだが、意外と流れでちゃんと観ているとしっくり来る。しかも個々のキャラがハッキリと立って、まさにブラボー劇場版!!になっていたのが大収穫(ま、集団戦はTVで観ているのでこれでいいのかな、と……ただガス・ドリンカーズが弱く見えてしまったのは残念)。といいつつもバイクでの一回転やラストのハトは明らかにジョン・ウーだよなぁとかいろいろ思えたりするのも面白い(だからジュウクンドーも「リベリオン」というより、「フェイスオフ」か「MI:2」って感じに見えた)。
でお約束のロボ戦は……最初に観たのがちっちゃいモニターだったので、そこで観た自分に非常に萎えたのだが、やはり劇場のスケールに相応しい大迫力アクション(バギーのサスペンションもナイス→玩具では再現しきれてないのは残念)。しかもよく見ると玩具とは逆で持つのがデフォルトだとわかった瞬間、家のデカレンジャーロボ・フルブラストカスタムの飾り方を考えなおしましたよ(ロックがかかるのもナイス。でも玩具で出来るのか?)。CGモデルのアクションもバリバリ決まってるし、シールド突き刺してぐるっと一回転された日にゃもう……いやもうお腹いっぱい(失念したが技名まであったのはビックリ)。あとキラータンクの量産っぷりも劇場ならではのことでしょう(土台と両腕は観たことがあるパーツだというのはナイショ→両腕は使い方もほぼ同じ)。
ダルーッと徹夜明けで観に行ったのに、見事寝なかったさ。
物語がバンを中心としたものである以上、バンの印象が強いのは必死。にも関わらず、個々の見せ場やお約束を無駄なく散らして、6人(+ボス)の映画として無理なくバランスとれているのはまさに奇跡。非常にお得な一本って締める前に強引にひとつ……新山千春が綺麗だったな、とかウメコに傾きつつあるぞとか(^^)全くフリの無かったネタで締めておこう。

あ、あとひとつ。デカマスターのディーソード・ベガ。あれはずるい!あんなギミックがあるなんて聞いてないよ〜。でもヘリに乗っての登場といい、ショットガンを彷彿とさせる活躍といい、まさにサングラスをしたあの人しか思いつかない! もちろんイーガロイド三体との殺陣もサイコーでしたよ、ボス。