さくホビ閉店

本日にてさくらや全店閉店ということで、中でも特に通ったさくらやホビー館の最後を見に行く。

着いたのは17時45分くらい。すでに2階は閉鎖されていて1階のみの営業。2階の窓際に無数のブリスターパックがつり下げられていたころが懐かしい。で本当は何か買おうかと思ったけど、買うものすらなかった……。


壁のキリン。そして様々なゲームのプロモを流していたショーウィンドウ。「最終回」「第2期製作……未定」とか書いちゃうあたりがさくホビらしさだったかと。で店内には先日紹介した伝言ノートのほかにもお客さんから送られたと思しき花や感謝状があり、ただの量販店ではなく、多くの顧客に愛されたお店だったんだなと再確認。

閉店時には店員のみなさんが外でご挨拶のため、登場し、店長が最後のスピーチを行っていましたが「さくホビの愛称で親しまれ……」のくだりはグッと来た。
ちなみにさくホビの最後に駆けつけたのは……

こんなに多くの人々……ぶっちゃけ通りに面した通常の店舗よりも多いかと。それだけファンの多い店だったんだなと。

そしてシャッターは閉まっていきました。
さくらや本体というより、親会社の都合で急に決まった閉店だけに複雑な思いがありますが、さくホビの存在は非常に大きかったかなと。それまで値引き販売が少なかった模型をはじめとするホビー商材を扱ったことで、一気に注目を浴び、周囲の量販店もホビー系商材を扱い始めたり、ホビットイエローサブマリンボークスまんだらけなどホビー系の店も多かったことから新宿がホビー系流通の中心だった時期もあったかと思います。
その一時代の中心にあったさくホビ。たぶん二度とこんな素敵な店舗が出てくることは難しいかと思いますが、さらなるパワーアップをして復活!をいつまでも願っています。
そして、今までいろいろありがとうございました。