燃える

ということで「ガリレオ」を見る。
やっぱり陽性の「怪奇大作戦」だった。科学者がくせ者というとこまで同じだし、今回の犯人は動機がある「かまいたち」みたいだし。
以下、ちょっと思ったことをずらずらと書き出してみる。
よく昔からの伝統云々を受け継ぐ、などと言ってリメイク作品を作ったりするのだが、むしろガラッと切り捨てるところは切り捨てて、こういう形でやった方が一般受けはイイということにそろそろ気付いてもいいのでは? そもそも「怪奇」って日曜のゴールデンタイムに放送していたんだし、充分一般層を意識した作品のはず。それがある程度絞った層に向けている(とは絶対に認めないだろうけど)のはもったいないし、ここまで類似したものが別作品として存在することが悔しいとは思わないのか? 例えばウルトラを(バンダイ抜きで)大人向けというか完全新規でやるなら(ちょっと微妙だが)「AΩ」まで吹っ飛んだものにする、くらいのものが見たいんだよな。
仮面ライダー THE FIRST」や「THE NEXT」も、リニューアルにあたって、実はその危険をはらんでいたが、結果、そのせめぎ合いが面白さに繋がるという事もあるし。ヒーローものとして見たいモノ(もしくはファンが期待するモノ)をいかにして残すかというのがポイントなんだろうな。
そう考えると「キューティーハニー THE LIVE」は深夜らしくエロを残しつつも、永井豪イズム溢れる日常と紙一重の残酷さまで描き出しているが、「ウルトラセブンX」は……残し方を間違えてんのかなぁ?