というわけで「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」のみを観る。
以前の劇場版もご丁寧に公開日、というか初日前日の夜中から始まる一番早い一般公開上映を新宿ミラノ座に観に行ってしまったりしていたんだよな……。で入ったら席が空いてないから前の方に座ったのだが、スクリーン前の舞台には何故か撮影用のカメラと移動用のレールが。これが何であるかは「夏エヴァ」を観てひっくり返ったのだが。
そんな痛い記憶を思い出しつつも劇場へ行く……つか人多すぎ。久々にシネコンで満員とかチケット売り切れという状態で、入れ替え時の人の溢れっぷりといったら……。やっぱまだまだ「エヴァ」はソフトとしても充分通用するものなんだなぁと。
ということで多少のネタバレありで一言二言。
とにかく以前の劇場版よりも物語が入ってくるし、わかりやすいことに驚く(といっても端折っているところもあるが)。話は言われていたとおり、シンジが第三新東京市にやってくる1話からヤシマ作戦の6話まで。やっぱり映画の時間枠ではこのくらいの方が適度なキャラの数でもあるのでちょうど良かったんだろうな。
中身は基本的にはTVの流れを追いかけていくが、大きく変わるのがヤシマ作戦
驚くようなギミック満載となったラミエル(ちなみにサキエルが第四使徒、シャムシェルが第五使徒、ラミエルが第六使徒に変わっていた)はもちろん、作戦そのものも描写が緻密になっただけでなく、TVとは手順が大きく異なっており、燃える燃える。
ともかくラストの予告*1まで一気に楽しませていただきました。とはいえ、混んでいたということもあり、前の方の座席で観てしまったので首が疲れる疲れる……。あと一回いってもいいかもな。
で、いろんな意味で気になった変更が「初っぱなの海が赤かったこと」それと「シンジが初搭乗前、勝手に初号機が動かない」のと「ヤシマ作戦の一射目と二射目の間のドラマ」だったりするのだが、二つ目と三つ目はシンジの決意に関わる部分なので、次回以降が俄然気になる。
がしかし、TV版同様の明るいノリで語られる予告では「壊れていくシンジ……」と思いっきりバラしていたのでちと不安。まぁさすがに「スパロボ」ほどのシンジでなくていいんだけどさ。
もっとも一番驚いたのは、「破」の公開日が「2008年予定」とパンフに載っているのだが、その下に「スタッフ募集中」って……不安。

*1:弐号機が!参号機が?メガネッ子な新キャラが!そして今までのエヴァデザインと一線を画すような伍号機と六号機がカッチョイイ!