いろいろ仰天

日テレの「ザ!世界仰天ニュース」に歴代ライダーが登場。
始まった途端、スタジオに戦闘員が現れて、サブコンを占拠するわ、観客の子どもを泣かすわの大暴れ……というところへ本郷、風見、啓介が登場(当時を思わせる衣装もスゴイ!)。軽く戦闘員をいなしたところへ、今度は緊縛した宮崎アナを連れたシオマネキングが出現。ということで三人は生変身! トリプルキックで怪人を退散させるのだった! というミニ芝居がオープニング。BGMが「ライダー賛歌」だったり、殴る蹴るのアクション時の効果音が「X」準拠だったので、当時では観られなかった夢の共演といった感じ。そんな昭和ライダーたちの活躍に自然と熱くなっていたりして。で、トークゲストの細川茂樹(ヒビキコート着てる!音角はオモチャだったけどな)は、三人がいったん下がった後に登場。ほとんどオチのような扱いがちょっとなぁという感じ。
その度合いは本編が始まるとさらに加速。一応、紹介用に過去の活躍は流れるものの、太鼓のバチで魔化魍を倒す「響鬼」はやっぱりオチ担当。さらに秋山莉奈が「電王」を史上最弱ライダーと身もフタもない紹介をするので、格好良くOPを飾った昭和ライダーに対して、何となく平成ライダー全体がキワモノのような雰囲気に。世間の目はそういうものかぁ。そんなスタジオトーク要員として、蒲生麻由もいたけど、最初の挨拶しか喋ってないような……。
番組のメインであるはずのVTRに対して、大きなリアクションがあるわけでもなく、やっぱりみんな役者やのうと感じた一時間。
楽しめたんだけど……でーもー、藤岡弘、登場時のテロップで「仮面ライダー1号 本郷」って、その誤植で思わず「デスパイ」を思い出したよ。