昨日のこと

「懐かしの&ちょっと前の仮面ライダーオールナイト」の簡単メモ。
秋山莉奈は「こんなに経ってるのに、アギトの風谷真魚役の〜と言うと思わなかった」とか鈴村健一氏にリュウタの台詞をやってとせがんだり。萩野崇は電王のコブライマジン役の役作りはと聞かれるも案外しどろもどろで「役作りの確認は武部Pと打ち合わせて、白倉Pは記念写真を撮っていただけ」とか「今日のイベントのために「仮面ライダー THE FIRST」のDVDを観たんですけど……本田さんの出番までで〜」とか意外とボケ多し。長石監督は電王についてはいつものように「一緒に旅をしましょう」を連発。見どころはと聞かれると「電車の走りと●●●●(←一応公開前は言っちゃダメと言われていたネタ)」と喋ってしまったり……そんなせいで白倉Pが慌てて「スタッフの評判はすこぶるよくて、ライダー映画の中では一番かも。田崎監督も絶賛」「こだわりはないと言うけど、超長石というほど監督の味が詰まっている」とフォロー。で監督的にはもう一本「THE FIRST」について聞かれると照れ隠しなのか本気なのか「忘れちゃったよ(笑)」と言っていたけど、「龍騎」の時の王蛇の衣装合わせでヘビ革のジャケットにOKを出したっていう話はバッチリ覚えているというアンバランスさが会場を笑いに包んでいたりして。あとは「私はこの人に生かされているんです」と白倉Pを紹介していたのが印象的。ちなみに衣装は舞台挨拶などの時のようなタキシードではなかったものの、「電王」初日は赤か白のタキシードを着せられる予定だとか(それを指して本人曰く「私は着せ替え人形ですから」)。あと白倉P・長石監督・萩野崇トリオによる「超光戦士シャンゼリオン」時代の話になると実は1、2話の試写で会場が茫然となり、こっそりアフレコをし直していたという爆弾発言もあったり。で、スペシャルゲストとして登壇した鈴村健一は好きなヒーロー作品は聞かれると、若干の間をおきつつ「龍騎とアギト」と言ったはいいが、秋山莉奈から「龍騎の映画には私も出ているんですよ」と言われ、しどろもどろになったり、まぁ全体的に(オールナイトという時間に相応しい)ゆるめなトークが楽しめるイベントでした。以下、上映作品と一言雑感。

大画面では初のお披露目。追加された大気圏突入シーンは結構な迫力。つくづく最初の上映でカットされたのが惜しいところ。あとエンディングが長くなっていたのを実感。
仮面ライダー 龍騎 EPISODE FINAL [VHS]

仮面ライダー 龍騎 EPISODE FINAL [VHS]

初っぱなの乱戦(金田演出)もいいけど、龍騎リュウガのバトルが気合い入りまくり。ってよく考えたらラストバトルがノーマル状態というのはこれがあったか。DLP上映。G3-X対G4のバトルがメインだが、アギト対クイーンアントロードのバトルが盛り上がる。何故かというと、平成ライダーでは初となる主題歌バックでのアクションだったから。やっぱり主題歌かかると燃えるよな。それと藤岡弘、登場シーンで笑いが。アクションは文句なく一番。DVDで何度となく観たけど、さらに発見があるのが面白い。特に本郷のパートとウエンツのパートの絡み具合は職人的な仕事かと。あといつものようにダブルライダー対コブラ・スネーク戦はしびれる。
仮面ライダー THE MOVIE VOL.2 [DVD]

仮面ライダー THE MOVIE VOL.2 [DVD]

仮面ライダーV3デストロン怪人」は今回のラインナップで一番観たかった一本。オープニングから爆発だらけの画面はやっぱりスクリーン向けだと実感。特にラストバトルで、連続爆破の煙の中からうっすら見えてくる三人ライダーは鳥肌もの。昭和ライダーの頂点だと再確認。
ちなみに上映作品のうち、受けが良かったのは「THE NEXT」の予告編と「仮面ライダーV3デストロン怪人」。特にV3の映画は突っ込みどころ満載さだったり、上映が一番最後で観客の脳がハイになっていることだったりするのだろうけど、まぁ平成版と比較すると放っておいてもそうなるわな。でも一番意外だったのはV3の宮内洋を見て「若い」という声が上がっていたことか。