やっぱいいね

共に「ダブル〜」編だった昨日の「マジ」と「響鬼」。
「マジ」の方はダブルヒロイン編。一見、監督に見初められた麗中心かと思いきや、芳香姉ちゃんの思いやりも何気にほろりと来る好編。五人の中のふたりをキチンとフィーチャーしていてイイ感じ。でもってマスクオフでバトルシーンを演出するのもなかなかですた。さすがは渡辺監督、わかってらっしゃるって感じで安心して観れましたよ(そーいや去年の「デカ」のヒロイン編も春頃だったなぁ……)。それにしても魁のベッドの下の本って……何?
響鬼」の方はダブルライダー編。ここ数年、ライダーが二人以上いると「戦いあう」という構図が主なものだっただけに、シリーズ開始直後や威吹鬼登場の報を聞いたときはちょっと心配していたが、前回までの展開でそんなことはないだろうと思い、そこへ来ての予告カットだっただけにワクワクドキドキもので鑑賞。
で感想はというとやっぱいいよ、の一言に尽きます。イブキのピンチに颯爽と駆けつけるヒビキ。で並び立っての変身*1!年長の響鬼と若い威吹鬼という関係もよくあらわれていたし、蹴りなどのアクションも差別化されていて、でもって共にカッコイイ。もちろんその後のオトロシ対ダブルライダーの描写にも惚れ惚れ。竜巻に二人乗りで威吹鬼が先制攻撃を仕掛け、それをきっかけに響鬼がトドメというのも、戦闘スタイルを考えたら合理的*2。でもってその音撃もラッパ<太鼓というように、威吹鬼の音撃が必殺技になり得ない場合があるので、響鬼の方が強いという流れになっていたのも非常に細かい演出だったような。ただ、とにかく惜しむらくはバトルの時間の短さ、というくらい。朝からいいもん見せて頂きました。あとは何といってもひとみ。あんな子が身近にいたらワシの中学生活ももっと変わっただろうなぁと言うくらい、理想の「いい子」。明日夢にはもったいないくらい、何うじうじしてるんだと勝手に思う●●歳の春……それにしても竜巻の扱いって……。

*1:ちなみにロケ地は「クウガ」第4話や「ULTRAMAN」のファーストバトルでも使われてた、おなじみの場所。崩れかけた天井が目印

*2:響鬼威吹鬼によるオトロシへの音撃が同時に行われていたらもっとカッコ良かったかもしれないが……威吹鬼の音撃によって響鬼に何らかの影響(音叉からの音波をきっかけに変身してるくらいだから)を与えるってことも考えられるのでそうしなかったのか?なぁ。あと響鬼が音撃鼓を貼り付ける際、何気に上部のスイッチを入れてましたな