Sh15uyaの最終回は

新宿のNaked Loftで見ました。
トークライブイベントってやつですね。でもキャパいっぱいいっぱいのギュウギュウ状態だったのでゆっくりは出来ませんでしたけど。そのせいかイベントとしては結構充実してました。メインスタッフに核となるキャストの登壇、でもって表から裏まで無駄がなく不可もない非常に濃いめなお話が聞けたし。ただ相当喋りたいことがあるようで、最初の1時間くらいで11話分を振り返るはずだったのが、半分もいかなかったり。ま、それはそれということで。
イベント自体はそんなわけで、見たばっかの12話・公開オーディオコメンタリー収録とかあったりして非常に楽しかったです。もっともこうした企画自体初のものだったりするので、非常にスリリング(地震のことは全く知らなかったし、またそうした事故が起こった場合、見られない可能性もあったわけだ)。まさにライブな感じのイベント、そこでふと土曜の夜から日曜の朝までオールナイトで「スーパーヒーロータイム」を語るっていうのもアリなような気がします……つか無いかなぁ……。
ということで二日連チャンのロフトでしたが、内容はいずれレポートが上がるだろうし、DVDにもコメンタリーとして出ると思うので、それらに載らない部分での収穫はというと「10話のホール大集合カットのメイキングは異常に面白いことになっている」のと「白倉P、田崎監督の次回作の話(ホントにちょっと、あるないのレベル)」が出たこと、かなぁ。あと「響鬼」の15歳との描き方の「差」を突っこみ損ねたし、また誰も触れなかったのは(ry。
で肝心な最終回ですが、集団心理というか何というか、各所で書かれているよりも非常にスッキリ入ってきたという印象でした。ツヨシとエマのダブルパンチはどーかと思ったけど、それまでの関係性があってのことということで納得も出来るし。でもってラストシーンもRebootした方がハッピーに見えるし(いや実際はそうじゃないんだろうし、むしろその逆でとんでもなくアンハッピーエンドなような気がする)。
でもラストのシブヤの広ーい画を見て、「龍騎」のOPを思い出した人っていっぱいいたんだろうなぁ。
あとこれは最初から見ていて思ったことだけど、「Sh15uya」はアニメ的なものだったのかなぁと。もちろん「サイバーコップ」のような「特撮」との反動でかっ飛んだものではなく、アニメにしてもハマる作品という意味でなんですが。女の子に男役やらせてみたり、エマのマージした姿とかはアニメでよくあるもののような気がするし。もちろんこうした断片的な要素のみを抽出しただけなんですが、逆にこれを実写でやったことに最大の意義があったんだろうなぁとも思っております。また実写だからこそ面白く見られたのかもしれないし(アニメだとありがちなところあるしね)。
ともあれ参加されたスタッフの面々による次回作がどうなるのか、もっと広くいうと東映作品がどうなるのか?非常に興味深いし、また影響が大きい作品だったと思います。
あ、ちなみにイベント後にやたらと腹が減ったのでカツ丼を食べてしまいました。