最近のドラマ

昨日の「H2」にしろ、「救命病棟24時」にしろ、普通のドラマの中にCGによる特撮カットが多く見られるようになってきた。もちろん最近に始まったことでなく、またTVだけでなく映画でもよくある光景になってきている。当然、普通のドラマの中に入るのでかなりクオリティの高い仕事をしている。視聴するのが普通の人なんだから、ミニチュアだってわかっていても納得するファンと違うので、余計に力を入れるのだろう。
こういう風にいろんなジャンルで特撮(もしくはそれに類するもの)を観られるのはいい時代なのかな、と。でも乱暴な例えで先述の二つを過去の作品にあてはめるのなら「サインはV」と「日本沈没」だったりするような。
一般の人たちがこうした作品に目が慣れて「ローレライ」が上手くはまってくれることを願ってますし、さらに飛躍して空想特撮モノ全般に目が行ってくれると嬉しいよなぁ。でもそうなったら、そうなったで特撮ものを扱うライターとしてどこまで追っかけるべきか、考えどころ。いやそういうジャンル縛りで行ったら迷惑がられるかもしれないんだけどね。
ちなみに今日のTBSでやってた阪神淡路島大震災の特番で、大震災の再現フィルムとして東宝の川北組で撮ってたシミュレーション映像を使用していた。撮影した当時では凄いミニチュア特撮だったんだけど、今見るとやや浮いた感じが否めない(そりゃそうだ)。
昨日観た「ULTRAMAN」でも実景との合成カットがドバドバと入っていたし、やっぱミニチュアより、CGの方が凄い時代になってきたのかなぁ(無論その逆に「GFW」の上海のような、ミニチュアでしか出来ないこともあるんだろうけど)。
本気で考えないとイカンかなと思う今日この頃。
てなことを書いていると今TVで「長崎ぶらぶら節」をOAしてる。吉永小百合主演の一般映画だが、佛田監督が特撮パートを担当しているのだ。さすがに観たことがなかったのでどんなお仕事をしているのだろうかとググって見たら……こんな記事が→http://www.kumamotokan.or.jp/NewFiles/butuda.html
よくよく見ると結構エグイコメントをそのまま記事にしているなぁ。