西部警察!

ハトが団長? 大門が生きている!? っていうお約束の突っこみはさておき、ようやく放送となった「西部警察スペシャル」。提供バックの軍団のマシン大行列というかつてのシリーズのオマージュから始まり、NYロケからドラマはスタート。この辺りは導入部なので普通のドラマっぽいところ。しかし日本に舞台が移ってから西部らしさが爆発!警察官僚などという「踊る〜」の影響を受けたような役職の人たちも関係なく、いきなりテロリストが国内に侵入。で、いつの間にか宮崎にいって早速シーガイアをジャック。で乗っ取られたシーガイアの社長(と思しき外人)がちゃんと出演するわで、西部警察イズムはちゃんと受け継がれていたことでさらにヒートアップ!!
なんの脈絡もなく(ホントに)テロリストたちはバスに爆弾を仕掛けていて、それを宮崎市内から港へ移動、でももちろん大爆発!
シーガイアに戻ってみれば団長が苦渋の選択を迫られ、結果、大門がテロリストの目的たる犯人釈放を独断で決定。宮崎に連れて行くと宮崎県警の網の目をかいくぐり、まんまとシーガイアへ(どういう警備なのか?は言ってはいけない)。
で人質釈放と思いきや、珍しくいい人役の大杉蓮は撃ち殺され、脱走劇の始まり(ここからがクライマックス)。当然、追い込んだ先は採石場でなにやら怪しげな黒い建物が!
ま、あとはいつもの西部らしく、ドンパチと車の吹っ飛び、それと団長のスナイピングで無事大爆発が起こり、ハッピーエンド。
まったく筋立てもなにも関係ない、突っこみどころ満載の西部らしさを前面に押し立てた名作、といえるだろう。
ただ欲をいうならスーパーZやマシーンRSが地下駐車場にあって、とかそう言う描写があるともっと燃えられただろうなぁ(てゆーか無いのか?本当に無いのか?)。
補足→昔のまま……というのは自分的にはありえないことかな、と。多少へっぽこでも復活したことを喜ぶのが先だったりするので、詰めていくのはこれから……って先、無いじゃん!