BOSS

最終回。個性的すぎるキャラによるコメディテイストの刑事ドラマだったけど、犯人は極悪テロリスト! しかも前回のラストからレギュラーキャラが内通者だった? となったときからシリアスに。そのままハードにラストまで行くかと思いきや、やっぱり悪は別にいて、レギュラー陣はいつもの軽めなノリで事件解決という、この上なく「らしい」終わり方に感服。
その上でゲストの津川雅彦にスキップまでさせたり、同じスタッフによる「離婚弁護士」との繋がりをサラッと出してみたり、武田鉄矢がゲストだからか金八ネタ入れたり、ある意味余裕すら感じられる作劇にこっちもまんまとノせられたところもあるが、素直に楽しめた、うん。
「臨場」「名探偵の掟」「ハンチョウ」……良さげな刑事ドラマが多かったなぁ、今期は。
にしても'90年代東映ヒーロー作品でおなじみのロケ地、高崎金属がまだあったことに感動を覚える。