出版不況と言われる中で

有名な会計士の先生もお怒りの様子。
疑惑・最後のパレード | 『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』100万部?日記 - 楽天ブログ
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ほぼ同感。
で著者(といえるのかどうか微妙な感じ)と出版社が新たに取材に答えたようで。
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/090422/bks0904222035002-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/090423/bks0904231405000-n1.htm
ツッコミが激しすぎたからか、一応「謝罪」とか「盗用」に至ったことについて認め始めているのだが、それでもどうにも解せないというか、謝っているように見えないのは著者が経緯をうやむやにしていたり、出版社がまだまだ売る気満々であること。
そりゃ50万部!とぶち上げちゃったからにはそうそう引っ込みが付かないだろうし、下手すりゃ会社が傾くほどの数字になるであろうことはわかるけど、社会的責任というのを感じないのか? とりあえずHPのTOPではいろいろ説明しているけど、肝心の中身について何の訂正も行わず、シレッとしているところでだいたいは想像できるのだが。
だけど、それ以上にどうかしちゃってるのは著者。自分のHPでさらなる暴言を吐きまくっているんだよなぁ。
「読売新聞、日本テレビを提訴します」から始まって「読売新聞を読む愚者に告ぐ」「ダーティー読売は悪事を繰り返す」「心傷つけテポドン発射……読売新聞です」とここ数日であげているタイトルがもう……。どういう思考回路なんだかよくわかりません。
そもそも著者は自分のHPで著作権についての一文をあげているし、出版社だって知らないはずはない……と思ったが、この出版社が運営しているmixiのコミュのプロフ用画像が麦わら帽子のドクロという、どう見てもワンピースなマークを掲げているのを見るともう頭がどうかしちゃっているのだとしか思えない。もしくはぶっちゃけ確信犯で、知っててやってんじゃないかと。
で、人の善意でたんまり儲けてやろうという意図がうっすらと見えてきたりしたところでコレだ。
http://carib.cocolog-nifty.com/carib/
お試し版というかサンプルを関連するサイトなどを通じて元キャストなどに配布し、口コミで広めていくということをしていたようで、早い話が人の善意を利用して、宣伝に荷担させていたと。
あぁ、もうどうしようもない連中だな。
それにしてもamazonのレビューは「盗作!」と怒りの声をあげているのが多いのだが、mixiのレビューが未だ絶賛する声だらけというのはかえって怖い。どういう伝手でそんなことできるんだろう? ぶっちゃけそっちの方が気になってきたヨ。