仮面ライダーディケイド「クウガの世界」

第二話。わかりやすくするためか、ナレーションが入っているのが今までと違うところ。ただ、やや早口で駆け足っぽいけど。っていうか本編も含めてなのだが、ひとつひとつのセリフや1カットも気が抜けない、情報量が異常に多い番組だなと再確認。
本編はクウガの世界でのお話。
警察対グロンギとか、ゲゲルに沿って殺人を行うというグロンギの性質をちゃんと残していたのですんなり入れたかと。にしてもディケイドのファイナルアタックライドカードを入れると「ディディディディディケイド!」っちゅーのは吹いた! けどカードをすり抜けるだけでなく、最後のカードの絵柄がキックを放つという演出はカードライダーらしい演出で納得。
クウガはノーマルの4フォームを披露しただけでなく、夢の世界ではアルティメットフォーム(黒目)にまでなってと大活躍。あれだけ多くのライダーが倒れている中で、一人立ち上がったのがクウガだったというのもまたカッチョイイ。また士があっさりとグロンギ語を喋っていたけど、それもまた変身と同様、本能的に知っていたことなんだろうなと思う間もなく、クウガ対ディケイドのバトルへ。さらにそこへ乱入する、キックホッパーとパンチホッパーの地獄兄弟! あまりに美味しすぎる登場の上、オリジナルキャストが声を当てていることに興奮。
というより今日はスーパー徳山タイムになってたよな? かつて「ストロンガー」終盤→「ゴレンジャー」と(局は違うけど)土曜の19時台を制覇した宮内洋に続く快挙かと。ライダー→戦隊というコンボだけでなく、こんなことまで成し遂げるとは……さすがは兄貴だね!