大相撲問題

時津風部屋の力士暴行死事件の裁判を見て思うこと。
実行犯(とあえて書く)が「親方の命令だから」「逆らえない」とか言っているらしいが、これってオウム真理教のアレ以上に酷くないか?
あれと大きく違うのは、身内に親方をかばう信奉者がいないことだけで、実行犯(と相撲協会と関係者)が揃って、親方に全部被せて逃げ切ろうとしているところ。親方を庇うわけではないが綺麗に揃いすぎた証言がかえって変に見える上、同時に論点すらもずらし、同情までひこうとしているのはさすがにどうかと思う……つか、おかしいだろ。
そもそも実行犯の連中に「ここまでやっちゃまずいだろう」という考えはなかったのか? 自分たちの中に「悪」が無いわけないだろう。というか無茶なことでも「逆らえない」時点で、いくら縦社会とはいえ、おかしいわけで。大相撲がいかに社会通念とずれているのをありありと見せているだけのような気もする。
あまりに強行で単純すぎる縦社会を利用して、いろんな嫌な考えが巡らされているようですげー気持ち悪い。