男なら考えておかないといけない問題をズラズラと書いてみる。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/129678
映画「それでもボクはやってない」を観た後だけに、結構重いニュース。女が自首したから男性の容疑が晴れるというのはどういうことか？ いや、そういう取り扱いをする事件であるこということを端的に示しているのだ、これは。
いつどこで巻き込まれるかもわからない、というのはそりゃ怖ろしいこと。自分が「違う」と言っても信じてくれない警察などはまさにそのままだし。とはいえ女性の立場からすれば「この人」だと言って捕まえるのは勇気がいることで、そうしてまで訴えたことに対して、警察は間違いなく、疑いは持たず、そのまま起訴＆裁判へ。でもって裁判所でも聞き入れられることは少なく、結局有罪（になってしまう、にさせられてしまう）。
なので、少なくともこの痴漢という犯罪については「捕まったら最後」。
いくら無罪を叫ぼうがどうしようもないことのようで、とにかく疑われるようなことをしない！というのが防衛策でしかないのは、何だかなぁ、と。
結局、こういう風に悪用する人間への懲罰を重くするのがいいんだろうけど、そうすると痴漢犯罪への影響もあるだろう。故意じゃなくても間違えたら何かあるとわかれば申告すべき女性がひいちゃう可能性もあるわけで。そうなると犯罪抑止にはなることはなく……とどうもすべてがいい方向へ、というのは難しいな、これ。
やっぱ警察の事件への関わり方、まずは偏見を無くすということにならないかぎり、どうしようもないんだろうな。
