スカルマン 闇の序章

全体な雰囲気がアレなので、中途半端にセットを使うんじゃなくて、背景をオールCGにしたということだったのか……と見れば納得。というか押井守作品をどことなく思い出させるような雰囲気だったなぁ。
で、ここからは辛口モード。
しかし中身はあくまでプロローグなのに説明一切無しという潔さは……あまりいい方向になっていないような。そこがもったいない。せめてナレーションで大ざっぱなところを語ってあげないと……。あと次週からのアニメに引っ張るとかそういう工夫というか演出があってもよかったのでは?つか間にCM入れただけでは???だし、引っ張りが無いと駄目だろう。
あとはクライマックスでCGアニメーターの腕の低さ*1が目立っていたのが……。この辺り、手付けの動きでちゃんとやればそれっぽく見えるハズなんだよなぁ(→「鴉-karas-」とかがイイ例のハズ)。ということで何だかアニメ版のプロモーションになったかどうか超不安。
あ、アクションは伊藤慎&横山誠AC監督なので、バトルシークエンスは紛う事なきライダーでしたよ、ええ。相手がアレだから、それほどアクションというものは無かったけど。
ということで石森版「ジャイアント・ロボ」にもなりそう*2な気配のあるアニメ版が楽しみです。

*1:ジャンプするときの動き―高いところに行く場合、初速から徐々にゆったりするタメ―がまったくもって駄目。カット毎の映像がそこそこ凝っていただけになぁ

*2:主人公の御子神隼人は一文字隼人(カメラマンじゃなくてジャーナリストだけど似たようなもんだろうし、名字は確か漫画版の出身地・御子神島からでしょう)、若手刑事の新條剛はロボット刑事コンツェルントップの黒潮は空飛ぶゆうれい船。あとはどこかで見たけど009のヨミ編に出たキャラもいたしなぁ