ウルトラマンメビウス(3/31)

ウルトラ兄弟を(ほぼ)勢揃いさせた上で、ウルトラマンと地球人の繋がりを真っ正面から描ききった最終回。ぶっちゃけ兄弟が絡まなくても成立しているんだろうけど、40周年ゆえのイベントとして盛り上げたのはさすがか*1
とにかくネタをドンドンつぎ込んで、つるべ打ちの盛り上がりだったのは良かったです*2
それから平成三部作を匂わせる感じもあったけど、ラストのフェニックスブレイブは、「ティガ」のグリッターティガが子どもたちと融合していたのに対して、GUYSメンバーになっていたのが一年一緒に戦ってきた、というところでの違いとしては至極真っ当。だけどやっぱり頭によぎるんだよなぁ。あとナイトブレスをウルトラマンキングからもらったっていうフレッツの「ヒカリサーガ」でのネタをサラッと流したり、エンペラ星人とのラストバトルが光線技オンリーだったり、前回のリュウの出撃でアライソ整備長を絡めなかったこと、あと最後のコノミの回想でイサナが絡むのが不明だったり、などちょっと不満もあるけど。まぁトータルでは全然面白かったです。
さて次回作はどうなるんだろうなぁ。とりあえず「てれびくん」の内山まもる氏による漫画とか「コロコロイチバン」の漫画とか、「80」あとのような展開になるのかなぁ。

*1:この辺、東映作品ではわざとやらないところなんだよな。それをこれだけ大胆に、また堂々とやってのけたのは円谷の意地というところか?

*2:でもあれでサコミズがゾフィーの人間体だっていうのは疑問だけど