ウルトラマンメビウス(2/17)

ヤプールの策略によって分断されたメビウスとGUYSはどう戦うのか? という中でのウルトラマンA登場編。ぶっちゃけエースの登場は嬉しいのだが、北斗の登場があまりにも唐突すぎて何の関連性も見えないのが残念。
とはいえ燃えることは燃えた。
巨大化はオリジナルだし、かけ声も納谷悟郎氏のモノだし、登場時にウルトラギロチン(だよな)&決め技のメタリウム光線までぬかりなし。さらに本編では叶わなかった夕子の再会まで……その上、メビウスに人間たちとの関係を最終回の台詞を引用して諭すなど、感涙必死モノ。しかも単独での客演は初めてにも関わらず、これまでと違って、登場から最後までメビウスと並ばないのもポイントかと。にしても「メビウス」のこうした再登場編って、ただ出ましたよ、ではなくて見事に過去の作品で描ききれなかった部分を補完しているだよなぁ*1。この辺は次の帰マン、セブン、マンにも期待したところ。
一方のメビウス側はヤプールとの対決がタップリ。それとアヤとの仲も気になるが、(嫌な人間の代表の)ヒルカワとの超えられない確執とか……。しかし本当はアヤの言葉で奮起してバーニングブレイブへと……という展開の方がいいはずなのにエースの存在を立たせたいばかりにエースの説教で奮起するというのは、「メビウス」としてはちょっともったいなかったかも。ともあれ希望と葛藤の中で成長していく、きっかけのような流れ。最終回への布石なのかな?
ということで次回は帰マン登場編。またヘビーな流れの予感だけど……さて。

*1:レオは地球を第二の故郷として、拳法使いっぽくその後を暮らしているとか。80は教師としての決着を付けるとか……。でタロウはタロウで普通に考えたら再登場は無理なんだろうけど、光太郎と分離したことを明確にすることで成立させているし