バブルへGO!! タイムマシンはドラム式

ホイチョイ・プロダクション久々の劇場用作品、なのでトレンド(古)追いかけ系のものかと思いきや、それを逆手にとったネタにしているという映画。中身はB級そのものなのでどうしようかと思っていたけど、特撮面が気になった*1のでレイトショーで鑑賞。
一昔前の再現……というと「未来の想い出」(特撮スタッフはほぼ同じ)があるけど、あれはややファンタジックに描いていたのに対して、バブル真っ盛りというケバケバしさを全開にした再現。なのだが、わかる人にしかわからないという微妙な六本木の街並みが主であったりするので、相当大変だったろうなコレ、というくらいの仕上がりかと*2。それゆえ都内以外での興行成績どうなんだろうなぁとかいらぬ心配もしたり。
物語はタイムマシンものの定番。未来を変えようとする主人公と未来を知ったことで暗躍する悪役がいて……というもの。とりあえず広末涼子が可愛い、ということはよくわかった。それだけ。
で最後に過去をいじっちゃったことで……というオチがあるのだが、そこに関しては大爆笑。デジタル万歳の大パノラマが見られるのだが、これもスチールで再確認したいんだけどなぁ。
あと予告で見た「アンフェア THE MOVIE」が「24」みたいなノリになっていたのに驚いた。そういう作品だったっけ? それと「ゲゲゲの鬼太郎」はウエンツ英士が主題歌歌っていて吹いた。

*1:画コンテ・樋口真嗣、特撮監督・尾上克郎という布陣!

*2:もちろんキチンと再現しているのだろうが、並べて比較とかしていないし。あと広い画だったのでいわゆる目立つランドマークが埋もれちゃっているような。そういう意味では「戦国自衛隊」のような思い切った変化ができなかったからなんだけど。にしてもパンフや雑誌でこの比較を見せないのはもったいない、マジで