24シーズンⅤ・ネタバレ無し(のはず)

何とか10〜12巻を借りられたので一気観。やっぱり面白い。でもってラストにシーズンⅥへの強烈な引っ張りがあるのだけが辛い(多分来年の秋からリリースだろうし)。この辺は(確か)シーズン8までの制作の契約が終わっているだけに練られたことなんだろうなぁ。うーむ、もどかしい。
唯一の難点は最終話くらい。それまで止めどなく事件が起こっていたのだが、急に最終話としてのまとめになっているから。それをリアルタイムに描いているので、やや冗長な気もしたけど終盤で一気に解決するまでドキドキさせられた。といっても本当にドキドキするのはラストの3分くらいなのだが。考えてみると最初の10分もドキドキしたからなぁ。そういう意味ではくるっと一回転したんだなぁ。
しかし、こうして観ていても最初の方では思ってもいなかった方向に進むのって結構凄いことだと思う(特にあのキャラがああだったこと、とか)。全てを判っている企画部が(全てを知らないであろう)キャストやスタッフを上手くコントロールしているからこそ、できることかと。ある意味、ライブ感とは対極にある作品であることを再確認*1

*1:つか、キチンと決め込んで作るのが普通なんだけど。この辺は作り込める環境にあるか否かということなのでしょうが。商品的な展開とかキャスト的な問題、あとは準備期間と予算に限りがある国内の作品じゃ無理なんだろうな