仮面ライダーを作った男たち

週刊少年マガジンの今週号に特別読み切りとして掲載されていたので、迷わず買う。
今まで語られてきたことなので、フンフンと読んでいたが、平山氏のヒーロー観のきっかけについて思わぬ驚きが。戦争体験の大きさがいかにヒーローの創造に影響を与えるか、ということをあらためて感じさせられたです*1
もちろんそれ以外のサービス部分でいえば、村枝氏による旧1号のアクションとか、キャラクター化されていない本郷(藤岡弘、)と隼人(佐々木剛)とか、やさぐれた滝のような内田有作氏とか、見どころはいっぱい。続編にも期待したいところだけど、さて? 希望としては「クウガ」のメイキング漫画と一緒に単行本化してくれると一番いいのだが……。

*1:多分……弱いものを守り、希望を与える存在だということ。思えば昭和時代のヒーローは例えワンパターンと言われても、この辺が徹底されていたような。世代が代わり、様々な情報が飛び交い、また移ろいやすく飽きられやすい現代では、このパターンを守っていくのは非常に難しいことだと思う。ゆえにヒーローにもドラマを持たせるという手法に変わって行ってるんだろうなぁ