明日なる夢

響鬼」最終回。何だかんだといって、明日夢とヒビキの繋がりに一つ楔を打つというラスト。なのでオープニングはうっすらと「輝」、エンディングで「少年よ」という構成は、そういうことだったんだなと。逆に桐矢のバトルシーンで流れた「始まりの君へ」は桐矢のための主題歌だったのだと再確認。
とりあえず中身的には公園の横にある断崖絶壁やもっちーの扱い、洋館の男女の上位にいる謎の男女とか、困らないほどのネタが投下されたわけですが、その辺はまぁ、そういうことで……。あと結局29話まで話が戻ってしまうのも明日夢が迷いの多いお年頃だったということなんでしょう(あ、だから明日夢よりも他のキャラの掘り下げが多かったのか!と納得)。
にしてもこう振り返ってみると、29話以前・30話以降のネタとか、「響鬼」って裏側が気になる作品だったよなぁとか思ったり何かして(そんなのが見えなきゃ良かったんだけど、目が背けられないくらい見えちゃったしなぁ……まぁこういう仕事をしているせいでもあるんですが)。
いずれにせよ結論が一回りして戻ってきたということで、前半が好きだという人は29話を最後にすれば良し(でもDVDは28話までで七巻終了という罠)。でも個人的には明日夢だけでなく、鬼たちの生の声が垣間見えた後半は好きなのでこれはこれで良しと思っております。鬼の鎧はともかくザンキとシュキの話とか、結果はともかくイブキ・あきらの話とかは後半ならではのものだろうし。
超人機メタルダー」「ブルースワット」「仮面ライダー響鬼」……こう並べてみるとどうやって番組を盛り上げるべきかとか、考えさせられますなぁ。特に盛り上げ方と支持表明の仕方。他愛のない書き込みだけでなく、わかりやすい行動をしなければならないんだということを感じた一年だったなぁ、と。
ということで来週からは「仮面ライダー」が始まりますので週末には早速DXカブトゼクターを買おうと思っています(あとテレ朝公式HPの「生誕35周年」コーナーが気になるなぁ)。
……とか書いた後に補足。
昨日、劇場版の話を書いた後、アマゾンの劇場版「響鬼」のレビューを見たが、ひどすぎ。知らせるつもりがないP交代の話を書いた上でメチャメチャ貶めている。なんだかなぁ……あぁ懐かしがるだけだったり、批判するだけだったら、そりゃ楽だよ*1

*1:別に批判する視点を持たないわけではないのだが、それだけじゃ後ろ向きだし、寂しいでしょうに