交代劇

一番驚いたのは夜中に関係者のコメントがゲリラ的に出てきたことだったりして。にしても多方面の方々が落胆していることに驚いた。劇場版でも思ったが、名前やブランドで振り回されることが多いんだなと。でもっていろいろ意思表明がされている中、いろいろ考えていて前例の無かったことかなぁと考えると……あった。
まったく同じというわけではないけど「勇者ライディーン」がそれに近いのかな、と。あんときは敵キャラの変更とか、大胆な路線変更が行われたりしたんだよなぁ。あと旧「ルパン三世」なんかもそういうことになるのかな。ちなみに特撮ではあんまり無いことと思いつつ、鬼の居ぬ間に……っていう感じで上のPが見ていない隙に若手スタッフが暴走して変わっちゃった「イナズマンF」とかが近い例かもしれないけど、後の評価としてはこっちの方が上になったしなぁ。
いずれも今のようなネット社会ではなかったし、スタッフに目が行くことも少なかったので、すべてが終わった後で語られることが多かったけど、放映が進行中のリアルタイムで語られ(もしくは少ない材料で結論づけられ)てしまうのが何ともなぁといった感じ。
さてさて「響鬼」は何処へ行くのか?
終わった後にすべてを判断するのでもいいと思うんだけどなぁ。今は静観するとして、10年後のムックなどでどう語られるのか、そしてどう説明されるのかを待ってもいいかと思いますです。また旧スタッフがこれから生み出すものに期待してもいいのかな、と。もちろん30話以降は30話以降なりの楽しみ方もあると思いますしね。あとこうなることがわかっているのであれば、「激闘編」とか「風雲竜虎編」っていうタイトルを付けてもよかったのでは*1

*1:ここで挙げた例はとある時代劇シリーズのものだが、石森作品の過去の例に倣って「仮面ライダー響鬼F(フラッシュ)」とか「仮面ライダー響鬼ごっこ」のように文字を足すとか、「かめんライダーひびき」というようにひらがな表記にしたりする方法もある……っつーか、ひらがなはやだなぁ。でも逆に第一作の「仮面ライダー」みたいに2号が主人公になっても変わらなかったパターンもあるし、難しいところ