いつもの二本

デカレンジャー」は特キョウのデカブライト登場編。いやここに来てまた新キャラが出てくるとは思わなかった……(逆に敵に追加キャラがいないせいもあるのか?)。ちゃんと「フェイスオン」も作ってるし、ブレスロットルも色&マーキング違いで専用のものだしと凝ってる。お話的には非常に王道で、テツの中の熱さとリサのクールさの比較なのだろうが、ちと平坦というか、イマイチな感じ(もっともバンのように無茶苦茶熱いやつがすでにいるので、そこにテツが行っちゃうとまた違う……バランスを取るのが難しいところなんだろうが)。ともあれ派手な炎のエフェクトなど、まことにヒーロー番組らしい画作りはグーでした。
仮面ライダー剣」は頭に前回の振り返りがなく、いきなりの大怪人バトル(マジであんなに出してると思わなかった……ま、ヒューマンはいなかったが)。で語られるのはバトルファイトのマスターなる存在。前回までで一区切りと言うことからか、もう41話ということで起承転結の“結”に入ったというとこでしょう。その一発目が睦月どうなる?問題ということで、久々の望美ちゃん登場でレンゲル=睦月はどうなるのかっていうところでしょう。がそこに焦点を集約させず神経質そうなギラファアンデッドや合成アンデッド・ティターン(←昔風に言えばサソリカメレオンね)を登場させ、いまだに予断を許さぬ状況を作っているのは凄い。とりあえず変身時のスクリーンを切り裂いたギラファが劇場版の時より強く、また格好良く見えたのでホッとしたりして(映画チョイ→TVメインという扱いは、TVチョイ→映画メインだったカミキリキッドをなんとなく思い出すのでちょっと怖かったのだ)。それにしてもジャックフォームでも勝てない虎姉さん、すげー(肉の一気食いとか締めの一言までも! やっぱり人気キャラなんだよな)。