ウルトラマンネクサス、ほか

土曜の朝の特撮番組が一新。
まずはネクサス。前回のコスモスから一転、ハードなSFとしての側面を強くした印象。果たして子供たちが付いてくるのかどうか?なんだか初期の平成ライダーのような心配を勝手にしてしまう。とにかくリアルという点においてはシリーズ中、最右翼の作品になるのだろう。雑誌の記事程度の知識のみで観たのだが、一話でのネクサスの活躍がアレだけっていうのはある意味大冒険だと思ったが、複数話続けてみるといいバランスなんだろうなぁ。敵のスペースビーストはオールCGだったが、これは最初だけなんだろうなぁ、この辺り微妙に「セーラームーン」と被っているような気がする。まぁあそこまでモンスターを軽視することはないと思うが。CGIディレクターに「マクロス」の板野一郎氏の名前があったが、現時点ではまだそれらしい演出は観られず……ダイナミックな空中戦や合体シーンなどに期待したい。
ジャスティライザーは冒頭の「超星神シリーズ」の看板から飛ばしている。内容はそのシリーズそのもの(笑)。勢いとオーソドックスさが混じったマイペースっぷりはある意味評価したいところ。戦国時代に合わせたためか、450年前に起こった……という微妙な時代設定もらしいところ。特撮的にはもうお腹いっぱい。メカガイガンの活躍っぷりはある意味、ネクサスで少し感じたフラストレーションを吹き飛ばしていた。やっぱあんだけ見せられると燃えないわけいかんよな。あと主人公が缶を拾うところなんかは、10年前のヒーローのフォーマットだよな、と……改めて認識。